ルツ記3章1~18節
ナオミはルツに「わたしはあなたが幸せになる落ち着き先を探してきました。」と語りました。さらに、彼女はルツが落ち穂を拾った畑の持ち主はボアズであり、彼は自分の親戚であることを告げました。そして、ボアズのところに行くように言いました。ルツは、ナオミの言葉を素直に受け入れてボアズのもとに行きました。ボアズは夜中に寒気がして目を覚ますと、ルツが足もとに寝ていました。ボアズは驚きましたがルツに対して「主の祝福があるように。心配しなくてもいい」と語り、「町の主だった人たちもあなたが立派な婦人であることをよく知っています。わたしが責任を果たす」と語りました。翌朝、ルツは、ナオミのところに帰ってすべてを話しました。それを聞いたナオミは、婚約が成立することを確信しました。ボアズのルツへの思いは、彼女に持たせた大麦6杯によって表現されています。彼のこの行為は、私たちが倣うべき神の愛に基づいた隣人愛です。私たちの主は生きておられ、すべてを支配されておられます。主にすべてを委ねて従う時、豊かな祝福にあずかることができるのです。
2019年9月22日 加山彰一