コリントの信徒への手紙 二 3章1~3節
人は、自己推薦に長けている人と他者推薦に長けている人に分けられます。自分を誇る人や自己都合を優先させる人は、他者から推薦されることやアドバイスを受けることを嫌い、ストレスを抱え込む傾向にあると思います。自信過剰で他者を正当な理由もなく非難する人もそのような傾向にあるのではないでしょうか。神は、信じる人に新しい命を与えて神との親密な交わりを与えてくださるお方です。信仰に生きる人は、神と共に生きることになります。さらに、そのような人は、聖霊 (神の霊) に導かれつつ、自分自身の意志で自発的、積極的に神に従うようになるのです。これこそ、神に推薦される人の生き様です。神に推薦される人は、心に覆いをして自分を隠すことなく、また臆することなく、栄光から栄光へと主と同じ姿 (神に服従して謙遜に生きること) に造り変えられるのです。それこそ、主イエス・キリストの恵みと祝福を受ける人生と言えるでしょう。 2018年6月3日 加山彰一