前奏のとき

7月11日第一礼拝は、いつものように司式者の言葉
「前奏の間を礼拝に臨む祈りの時といたしましょう。」
を受け、オルガンの演奏と共に始まりました。

この日の前奏曲は、バッハ作曲 コラール前奏曲「天にいます父よ」BWV636でした。

祈りの時にふさわしいオルガンの調べに心が静まりました。

「沈黙してあなたに向かい、賛美をささげます。」 詩編65:2

前奏は開会にあたり、心からの礼拝を献げることを感謝して祈る時です。

第一礼拝では、ピアノとオルガンで賛美の奏楽を行いますが、前奏はオルガンのみの演奏が多いです。

水戸教会のオルガンは、アールボーン社製電子オルガン「シルバーマン・オルガン」です。

 

足鍵盤やストップ(音色切り替えのボタン)があり、伝統的なパイプ・オルガンと同様に重厚な音色を出すことができます。

奏楽者から前奏の選曲について教えてもらいました。次のようなバリエーションがあるそうです。

賛美歌のメロディーによる前奏曲集から

メッセージ・テーマとの関連から、その日の礼拝にふさわしい曲

バッハ、その他の作曲家によるコラール前奏曲から

自由なスタイルの作品から

イースター、クリスマスのための曲(教会暦との関連から、その時期に)

毎週、奏楽者が祈りつつ選び、練習して備えていることに感謝します。

 

奏楽者の思い

「奏楽研修会での『礼拝は奏楽者の演奏会ではない。』というご指導を念頭に置いて     ご奉仕させていただいています。技術も信仰も足りない私を用いて下さる主に感謝し   ています。」

教会の礼拝にどうぞお越しください。お待ちしています。