十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です コリントの信徒への手紙一 1章18節
「十字架の言葉」(コリント 一1:18) は、十字架のキリストという意味です。神の独り子イエス・キリストが私たち罪人 (神から離れている状態の人) を罪から救うために十字架に死なれました。それゆえに十字架の言葉は、救いの言葉と言えるのです。人間に救いが必要なことは、滅んでゆく者だからです。従って、神の救いにあずかるとは、私たちの知恵と賢さを神の力で打ち破られ、神ご自身が私たちの主となられることです。私たちが十字架と復活の主イエス・キリストを自分の主として受け入れ、主に信頼して身を委ねるとき、私たちの思いをはるかに越える神の力が現されるのです。これを心に受け入れることが私たちの信仰です。
加山彰一