感謝に溢れる献げ物

コリントの信徒への手紙 二 9章1~15節

神は、恵みと賜物に溢れたお方です。教会は、限りなく豊かに与えてくださる神を仰いで、他者に豊かに与えることが求められています。神は、豊かに献げる人を愛されますが、それ以上に、神から受けた人がより以上に他の人々に与えるように求めるのです。奉献精神 (神の善い業) に溢れさせるのは、神の豊かさによるのです。献げることの恵みは、神への信仰によります。信仰がなければ、神に献げることができません。従って、種を豊かに蒔く人は、豊かな刈り入れの時を迎えます。一方、惜しむ心でわずかしか種を蒔く人は、わずかしか刈り取ることができません。このたとえのように、惜しまず施す人は、神への感謝に溢れて神に栄光を帰す信仰生活へと導かれるのです。

2018年6月17日 加山彰一