神は私たちの避けどころ 

詩編46編1~12節

様々な問題によって心がかき乱されるという経験は、誰にもあります。問題をはらんでいる私たちの日常生活の中にあって、神が行ってくれることを期待して待ち望むという信仰態度は、私たちの人生に欠いてはならないことです。「神は必ず私たちと共にいてくださる」という確信は、どんなことが起きても恐れない信仰に生きる最も大切なことです。天地は、過ぎ行きます。しかし、神の御言葉は滅びません。まことの言葉である主イエス・キリストを信じる人は、魂に安らぎが与えられるだけでなく、永遠の命が与えられるのです。そして、世の終わりまで耐え忍び、新しい神の都を待ち望む人には、希望と生きる力が与えられます。神の恵みと祝福は、ただ主イエス・キリストを救い主と信じる人にのみ与えられるのです。それゆえに、キリスト者はこの世の事柄に揺さぶられてはならないのです。

              2018年10月21日 加山彰一