学者たちの旅

マタイ2:1~12 クリスマスの物語は、宇宙的構想を有しています。交通機関が発達していなかった2000年前にあって東方から学者たち(新共同訳は「占星術の学者たち」)が幼子を探しに来たということは驚くべきことです。彼らは夜空に不思議に輝く星に導かれて旅を続け、途中、エルサレムでヘロデ王に会見したものの ...

羊飼いと共にイエスのもとへ

ルカ2:8~20 主イエスは、ベツレヘムの家畜小屋で生まれました。家畜小屋は、湿気と鼻を突くような臭気が漂う場所ですが、それは動物たちの住み家です。ガリラヤのナザレを離れたヨセフは、身重なマリアを思いやりながらユダのベツレヘムに着きました。時すでに遅し、宿屋は帰省した人たちでいっぱいでした。あてがわ ...

インマヌエル!

イエス・キリストの降誕の絵画ほど多くの人に描かれている題材は少ないと思います。それは、時代や民族を越えて、人々が共に普遍的な関心を表していることの証しです。 主イエスの降誕をヨセフに伝えた天使は、やがて婚約者のマリアから生まれる男の子が「インマヌエルと呼ばれる」と告げています。インマヌエルとは、ヘブ ...