復活の希望に生きる

コリントの信徒への手紙 一 15章50~58節 私たちは、日常生活において思わぬ苦難に遭うことがあります。過去に傷つけられ、苦しめられたことを記憶に留めて置く人は、他者への恨みと憎しみを抱いたまま生活することになります。そこから脱却するには、キリストの十字架と復活信仰に生きる以外ありません。キリスト ...

異言と預言について

コリントの信徒への手紙 一 14章1~19節 信仰は、神に依り頼んで生きることです。そして、神に依り頼むことは、自分自身を知らなければできません。私たちが「自分は神の前に罪人であり、神の救いと恵みを受けなければ生きていけない。」と受けとめて、はじめて自分自身を知ることができるのです。これが、人間らし ...

母の日の起源とその意義

「あなたの父母を敬え。そうすればあなたは、あなたの神、主が与えられる土地に長く生きることができる。」                  出エジプト記20章12節 母の日は、1905年5月9日にアンナ・ジャーヴィスさんが母親に対する敬愛のしるしとして、たくさんのカーネーションを彼女の母親 (アン・ジャ ...

主の晩餐を共に受ける

コリントの信徒への手紙 一  11章23~26節   キリスト者たちは、「わたしが命のパンである。」(ヨハネによる福音書6:35) という主イエスの御言葉から主の晩餐を思い起こします。彼らは、この「命のパン」が「生きた水」と対になって永遠の命にあずかっていることを受けとめることができるのです。キリス ...

知識は人を高ぶらせる 

コリントの信徒への手紙一 8章1~13節 使徒パウロは、コリント教会の人たちが偶像に供えられた肉について「我々は皆、知識を持っている」との主張に対して「それは確かです」と返答しました。しかし、彼は、「知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げる」(コリントの信徒への手紙一8:1b)と語ってから、「その肉( ...